アルチュセール

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Add: haveb59 - Date: 2020-11-30 03:35:03 - Views: 3546 - Clicks: 4341

アルチュセール 今村仁司著 (Century books,. このような「歴史の科学」を生み出したマルクスの方法とは、いかなるものか。アルチュセールはこれを、「書かれざる」「実践状態で機能する」弁証法であると言い、それこそがマルクスの哲学であるとした。 いわゆる理論もまた、概念を生産するための、一種の実践である。ゆえに彼は、広義の理論活動を「理論的実践」と定義する。そして、諸々の理論が「理論的実践」ならば、そうした実践そのものの一般理論、理論的実践の過程の理論(大文字の≪理論≫)もまた存在する。このような発想から、『経済学批判要綱』の「序説」を引用しつつ、「科学は、具体的な物ではなく、一般性に働きかけ、新たな概念を生み出す」という一般理論を、アルチュセールは見出すのである。彼によれば、いわゆる唯物弁証法とはこの一般理論に基づくものである(cf. アルチュセールの解説。1918~1990フランスの哲学者。マルクス主義理論を構造主義的にとらえなおし、斬新な理論構築を企てた。著「甦 (よみがえ) るマルクス」「資本論を読む」。 - goo人名事典は15万件以上の人物データを収録しています。. 9 形態: 214p ; 19cm. 「真空の哲学」の核心 〈認識論的切断〉とは 「認識論的切断 coupure epistemologique」とは何か。『マルクスのために』『資本論を読む』でマルクス研究を一新し、フーコー、デリダ、ブルデュー、ドゥルーズらを育てたルイ・アルチュセールは、精神的肉体的苦闘、あるいは自身の「認識論的切断. フランス現代思想を領導したマルクス主義哲学者、アルチュセール。本書はアルチュセール後期の思想を自らが総括した対話と手紙で構成されている。自身の思想を語りかけるように綴った本書は、晩年のアルチュセールが哲学と唯物論について何を、どのように考えていたのかを知ることの.

はじめに アルチュセールはr理論的実践」概念を提起し,特定の理論的状況に対する 「介入」という形をとる以外に理論活動は存在しないことを主張して,自らそ れを実践した。. アルチュセールは最終的な場面では経済が決定するとしたが,近年のポスト・マルクス主義の議論では,アルチュセールの概念は依然として経済決定論であると批判され,各審級は等価であり,状況に依存してまさに重層的に決定されるとの考え方が支配的. アルチュセールはマルクスを構造主義者と捉える視点を提示しており、 「重層的決定(overdetermination)」 や 「相対的自立(relative autonomy)」 という重要な概念を示しました。 それらの概念は、要するに 「社会編成はstructure in dominanceである」 ということ. 雨が降っている。 願わくば、この書がまずは単純な雨についての書とならんことを。講義は、「哲学・政治著作集」の訳者、市田良彦氏によるアルチュセール「出会いの唯物論の地下水脈」の朗読から開始されました。. アルチュセール―認識論的切断 (現代思想の冒険者たち) 今村 仁司 | 1997/2/1. アルチュセールの立場は、意外かもしれないが、ディプローム論文執筆当時は、ヘーゲル主義者だった。今村は、次のように述べる。 結論を先取りして言えば、当時のアルチュセールは、全面的なヘーゲル主義者であった。. ルイ・アルチュセール(Louis Althusser) 1918年アルジェリア生まれ。1939年高等師範学校合格。1940-45年ドイツの捕虜収容所で暮らす。1945年高等師範学校に復学。48年より高等師範学校教員。同年フランス共産党入党。.

市田 良彦『ルイ・アルチュセール――行方不明者の哲学』の感想・レビュー一覧です。電子書籍版の無料試し読みあり。ネタバレを含む感想・レビューは、ネタバレフィルターがあるので安心。. アルチュセールは、イデオロギーと科学との区別を次のように指摘している。 「マルクスが言うように、人びとが階級闘争を自覚し、それを終わりまで遂行するのは、イデオロギーにおいてである。. アルチュセールはパラダイムシフトと認識論的切断を結び付けて考えました。 個人の頭の中にパラダイムシフトが起きることを認識論的切断だと言います 。 アルチュセールの言葉を抜粋します。 「歴史上の 科学革命 と 哲学革命 との間に明白な関連がある。圧縮していえば、哲学革命は必ず科学革命の結果である。. ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 - アルチュセールの用語解説 - 生1918. アルチュセール勉強会 * Althusser, Louis 1965 Pour Marx, Francois Maspero=1968 河野 健二・田村 俶 訳 『甦るマルクスI』『甦るマルクスⅡ』,人文書院 千葉教養E360,=河野 健二・田村 俶・西川 長夫 訳 1965 『マルクスのために』 平凡社,平凡社ライブラリー1553,529p. アルチュセール 素人の読み方 平井 玄 平井玄といいます。多少の自己紹介というか,自己限定が必要かと思い,そこから話をして みたいと思います。私はいうまでもなくフランス思想の専門的な研究者でも,大学に職を得て いる人間でもありません。. アルチュセール,ルイ(Althusser,Louis)。アルジェリア生まれ。マルクス主義哲学者。1948年、エコール・ノルマル・シュペリウール講師、また共産党員となる。.

マルクスのために - ルイ・アルチュセール - 本の購入は楽天ブックスで。全品送料無料!購入毎に「楽天ポイント」が貯まってお得!みんなのレビュー・感想も満載。. ルイ・ピエール・アルチュセール(Louis Pierre Althusser、1918年 10月16日 - 1990年 10月22日)は、フランスの哲学者。 マルクス主義 哲学 に関する研究において著名である。. 人と思想||ヒト ト シソウ ; 56) 清水書院,. ルイ・アルチュセール : 行方不明者の哲学 市田良彦著 (岩波新書, 新赤版 1738) 岩波書店,. ルイ・アルチュセール 概説 フランス共産党を内部から批判すべく、『マルクスのために』、『資本論を読む』を著し、マルクス研究に科学認識論的な視点(認識論的切断や徴候的読解)を導入した。. 「ジョン・ルイスへの回答」)。 この着想は、その色調をいくばくか変えながら、歴史的過程の作動因を「偶然の出会い」と呼ぶ、晩年の思想につながっていく。エピクロス的な原子の雨。そして、その斜行が生む、偶然による原子の衝突。こうしたイメージが、諸要素が偶然に凝固して(出会って)、一定の持続力をもった一つの歴史的形態がなされるという、独特の唯物論につながっていくのである。 偶然の唯物論者の一例としては、マキャヴェッリが. アルチュセール的な「大文字の主体」がイデオロギー的諸主体達を「再認/承認」し、彼らに確固たる意味を保証してくれるのだとすると、ジジェクがラカンから受け継いでいる〈大文字の他者〉について主体はその〈他者〉が自分に何を欲しているかを. 当時各国の共産主義を取り巻いていたヒューマニズムの風潮に、アルチュセールは警鐘を鳴らした。彼の目するところ、それは凄惨な粛清を生んだスターリン主義と地続きのものであった。加えて マルクス主義ヒューマニズムには、若きマルクスの疎外された主体性の奪還というテーマですべてを語ろうとするきらいがあった。そうではない。マルクスのもっと重大な発見は、別なところにある。若きマルクスはその時代の学問的風潮に未だ捉われていたのであり、『ドイツ・イデオロギー』を境目として、真に彼独自の思想が展開されるのだ。アルチュセールはそう考えた。これが、「認識論的切断」のテーゼである。 アルチュセールの説くところ、マルクス独自の思想は、ヘーゲル的なプロブレマティック(問題系、問題設定)を脱するところに開花する。ヘーゲルにおける「現象」と「本質」の関係、単一の内的原理から社会を説明する方法を、マルクスはひっくり返す。それも、ただひっくり返すのではなく、「現象‐本質」という前提(プロブレマティック)そのものを問い直し、「(経済的)土台による規定と上部構造による反作用」という別な問題を提示する。こうして、「重層的決定.

「唯物弁証法について」『マルクスのために』)。 では、このような一般理論、このような弁証法をもとにマルクスが作り上げた理論や概念は、いかなる意味において重要なのか。それを理解するには、単に『資本論』のあれこれの節を暗記していればそれでいい、ということにはならない。ここで、「兆候的読解」に対する理解が必. アルチュセール独自の思想であり、フーコーの パノプティコン や、ドゥルーズ=ガタリの国家装置とそれに対抗する戦争機械の思想にも影響を与えている。. アルチュセールは,人々が体制のイデオロギーや国家に吸収されていく様 を,資本主義的主体がつくられていく様を見事に描き出した。. More アルチュセール images.

かつてアルチュセールは、マルクスを大きくヘーゲルから引き離してみたものの、依然『資本論』に至るまでヘーゲルからの影響が或る形で残り続けていたことをもまた、認めていた。このことについては、自己批判の諸テキストの中で、認識論的切断の学説に「継続する切断」という説明を加えていることからも分かる。 後のアルチュセールは、ついに、ヘーゲルのマルクスへの最大の負債を認めることになる。それは、「過程」という概念である。但し、ヘーゲル弁証法特有の、目的論的過程ではない。それは、「主体も目的もない過程」、不均等な起源を持つ様々な要素が織りなす複合的な過程なのだ。そう彼は述べるのである(cf. ――アルチュセールの政治(一九六九年) 【著者】 ジャック・ランシエール(Jacques Rancière) 1940年、アルジェ生まれ。パリ第8大学名誉教授(哲学、政治思想、美学)。. ルイ・アルチュセールの解説。学者・教授 - goo人名事典は15万件以上の人物データを収録しています。. プロローグ「破滅型の思想家」。 本章は、二十世紀ヨーロッパ思想史におけるアルチュセールの位置付けと、その思想的分析がメイン。 『マルクスのために』と、『資本論を読む』の思想的衝撃。 一九六五年、それは思想的地震の年であった。(中略)この年に、パリの小出版社フランソワ. More アルチュセール videos. 今村 仁司(いまむら ひとし、1942年 2月26日 - 年 5月5日)は、日本の現代哲学・思想研究者。 主に1980年代以降、多数の翻訳や著作によって、フランス現代思想を中心に現代思想の諸潮流を日本に紹介した。. アルチュセール フォーマット: 図書 責任表示: 今村仁司著 言語: 日本語 出版情報: 東京 : 清水書院, 1980. 1970年前後から、アルチュセールは、自身の理論主義的偏向を自己批判するようになる。しかしながら、自己批判後の彼の思想は決して、己が過ちを改めたる、といったものではない。むしろ彼が選んだのは、己の学説の半端さ加減を自ら正す、という方向であった。 その中で登場する新たなテーゼの一つが「理論における階級闘争としての哲学」である。68年の「レーニンと哲学」を機に、哲学とは(理論的)実践の理論ではなく、実践そのものであると主張されるようになる(実践の哲学ではなく、哲学の実践)。哲学は、科学の信憑性を保証する「科学の科学」ではない。哲学とは別なやり方で継続される政治である(cf.

See full list アルチュセール on weblio. アルチュセールはこのように述べて,諸矛盾が,それを生みだす社会構成体全体の構造から 切り離すことができず,複数の審級によって決定されているがゆえに,社会=国家の唯一の本 質に還元可能な(へーゲル的)矛盾とは「異なる」ことを主張する。. 単行本 政治と歴史: エコール. アルチュセールは教会や家族が取り決めた、「儀式」によって個人が主体へと転換されるとした。 ただ留意すべきなのは、(アルチュセールの用いる)「主体」、あるいは「主体化」というのは、「従属」したものであり、「疎外」のニュアンスを深く含ん.

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